もっと俺を欲しがって?
「…はぁ…」
「ふーんそっか、ついに戸澤に告られましたかぁ~」
「はぁ…」
「そうだよねーあの戸澤だもんね、急に恋愛対象として見ろって言われる方が無理だよねー」
「ちょっと小町、さっきから何で私の考えてること全部わかんの!?」
私はまだため息しかついてないハズなんだけど!?
「そりゃー親友だし?あんたら死ぬほどわかりやすいし」
「そ、そおか…」
わかりやすいのか…
「あ、神子戸澪だ」
「えっ!?」
足を止めて、慌てて小町の視線の先を追う。
中庭のベンチで寝転ぶ神子戸様と、その前に立った女の子が何かを話していて。
不意に身を屈めた女の子が、神子戸様にキスをした。