もっと俺を欲しがって?
コロン、と足元に転がってきた消しゴム。
「…小柴。消しゴムとって」
「え!?あ、うん」
「…さんきゅ」
「え!?あ、うん」
「あのさ…」
「……は、はいっ!!!!」
「普通にしろ。さっきから横山がすっげーニヤニヤした顔でこっち見てる」
バッと小町の席の方を向くと、小町は慌てて前に向き直った。
「あのさ。俺急いでねーから。ゆっくり考えてくれればいいから」
「う、うん…わ、かった」
そういう戸澤は、なんだか昨日までの戸澤とは違く見えてしまう、のは…やっぱり…いや普通なんて無理だよさすがにっ!!