もっと俺を欲しがって?
「……小柴ゆあ?」
気づいたら神子戸様の目が開いて、私を見ていた。
まだちょっとボンヤリした目をしてる。
「あっ、ご、ごめんなさい、よ、用があったんだけど寝顔に見とれてしまいまして!!!」
「見とれて?」
不思議そうに瞬きした神子戸様が身を起こして
「…えっと」
そのまま黙って、じっと私を見つめてる。
「わ、私の顔に…なにかついてます?」
「うん?ついてるよ?目と鼻と口」
「それは…よかった…」
神子戸様はきっと、断じてボケているわけではないんだろうな…でもそこもカワイイ!