慎二さんは今日もご溺愛です♡〜第2夜〜
「恭子、またやられたのか?」

こんどは深夜のオフィスだった。

あたしは涙を堪えて残業をしている。

慎二さんと2人きりだった。

「慎二さん……」

「まったく。洋子にまたいびられて残業押し付けられたんだろ。手伝ってやるよ」

「ありがとう……ございます……」

「うんっ」

慎二さんはネクタイをゆるめて、シャツを腕まくりした。

なんだか変な気持ち……

「内緒で付き合うのも、大変だな」

慎二さんはあたしの頭をぽんぽんした。

あたしはすごく元気になった。


「愛してるよ」





ポワワワワ〜ン
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