No rain,No rainbow
何度も何度もキスをして、ようやく離れたくちびるは、まだ、もっと、もっと。律さんを求めている。

「…律さん…キスが…気持ち…いい…」

つぶやいたら、

「…あなたは…我慢が出来なくなるようなことを…」

くるりと反転した世界。

ソファーにゆっくり倒された。

私を見下ろす律さんの目は、相変わらず優しくて。

「…律さん、律さん…」

熱に侵されたようにただ、つぶやいた。


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