No rain,No rainbow
そんな私の行動に少し、びっくりした顔をした律さん。

見つめる私を眺めたあと、

「…じゃあ、ベッドに行きましょう」

私の手を優しく引いて、起き上がらせた。 

そのまま、ふわりと私を横抱きに抱き上げた。 

「…重たい…ですよ?」

「いや、全然?」

スマホからは、ラブソングか流れ続けている。

ゆっくりベッドへ私を降ろした律さんは、

「煽られたから、もう、止まらないよ?」

1言言って、ちゅ。リップノイズ付きのキスを私に落とした。











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