No rain,No rainbow
目を合わせて、微笑み合う昼下がり。

木々の隙間から差す、木漏れ陽の下を手を繋いで歩く。

何もかもを打ち明けあって、理解できないところやまだ話せないことは、ほんの少し、先延ばしにする。

今はまだ、それでいい。

身軽な体とくちびるに残る、熱。

繋いだ手のひらのぬくさ。

律さんと、ふたり。

それだけで、どこまでだって歩ける気がする。

疲れたら、美味しいお茶でも飲んで、お喋りをしてどこまでも、歩く。

尽きないお喋りや、絶え間ない笑い声。

律さんと私のシアワセな散歩。


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