No rain,No rainbow
本当にほっとして。

これからのこととか、独りきりになったこと。

明日からのこと、生活のこと。

でも、どんなことが待っていても、昨日より酷くはならない。

それは確信が持てました。

どんなに酷くても、今まで以下はない、と。

あとから聞かされたのは、親父の死亡推定時刻でした。

「23時ころ、だったんです」

つぶやいた、律さんの声が響いた。

私の背中に廻された律さんの手のひらが、細かく震えている…





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