No rain,No rainbow
と、ぐうぅ、と鳴ったのは律さんのお腹で。

「そんなにお腹空いてるんですか?」

からかって笑った瞬間、

ぐうぅ。と鳴ったのは、私のお腹。

「もう、こんなとこまで一心同体なんてあなた、どんだけオレのことが好きなんですか」

今度は律さんに、からかい返される。

「…世界中の誰より好きです…」

「…オレは宇宙一あなたが好きです…」

お互いに赤い顔で告白し合う。

まさに、相思相愛。


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