ウソツキハート



あらたの手に繋がれたあたしの手。



このまま溶けて、一つになってしまえばいいのに。



あらたと一緒に走りながら、そんな風に思う。



目の端に流れてゆく景色。



2人で起こす風が気持ちいい。



あらたの香水が、季節の香りと混ざってあたしを包む。



これから先。



この先の様々な季節をまとった、あらたの香水を感じていたい。



あたしの願いは単純で、難しい…。



だからせめて、祈ろう。



どうか、これからの季節も横にあらたが居てくれますように…。



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