ウソツキハート
「あんず、正直に言わないと、キスすんぞ。」


「……。」


黙り込んだあたしをみて、ふっと笑うのはあらた。


「ま?それでも俺は構わねーけど?」


そうして、くちびるが触れる直前まで、目を合わせたまま落とされたのは、柔らかな優しいキス。


…この時間が続けばいいのにと願う。


永遠に。


.

< 327 / 373 >

この作品をシェア

pagetop