ウソツキハート
「…イヤです…。」
枕に顔をつけたまま、まだ抵抗を試みる。
と……、
「…きゃ…!!」
両肩に、あらたの両腕が触れたかと思えば、簡単にひっくり返された、あたしのカラダ。
あたしを見下ろす、あらたの目はなぜか、ハイエナのようでも、冷たくもなくて。
フシギと、柔らかい。
口元に微笑まで浮かべちゃって。
なんだかいつもと、違う。
あんず、コレ。
言いながら、あらたが指差したのは、自分の首筋。
はっきり残る、紫色。
なんだかひどく、セクシーで直視できない。
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