激甘御曹司は孤独な彼女を独占愛で満たす
窓は雪のようなうっすら白く染まり、それが私たちの熱でゆっくり溶けていく夜。
彼のコートが乱暴にソファに投げられるのを見ながら、その上に私のコートが放り投げられる。
サイドテーブルには、輝く指輪がライトの代わりに置かれ、二人の重さで揺れるベットの上で私たちは互いの服を、子供のように脱がせ合った。
ネクタイが上手く脱がせられなくて強く引っ張ると、首筋に顔を埋めて倒れこむ彼がちょっとだけ可愛かった。結局彼が片手で簡単に緩めて脱がすのを、惚れ惚れと見ていた。
彼がシャツを脱いだ瞬間広がる、香水と、香水と混ぜった彼の香りに興奮する。
私の服を脱がせてもらう間、恥ずかしさを誤魔化すためにかれの首を舐めた。
香りが、濡れてさらに強くなって、興奮が止まらない。
「こら、お前は犬か」
くくっと嬉しそうな彼が、私の太ももを弄り指先で引っ張りながら下着を脱がすのでもじもじと照れる。それは恥ずかしいのに、香りを楽しむために彼を舐めるのは全然恥ずかしくなかった。ぎゅうっと彼の首を引き寄せて抱きしめた。
「おい、うまく脱がせないだろ」
嬉しそうに彼が言うけど、もっと香りが欲しい。
「今日のこと、二度と忘れないように香りが欲しいの。――強くて、貴方の匂いを嗅ぐと思い出してしまうような、香り」
好き。好き。好き。この思いを絶対に風化させない自信はある。
けれど、この暑い夜を思い出したくなくて香りごと抱きしめた。
「絶対に忘れさせるわけないだろ」
「ひゃっ」
首筋を舐められ、びくびくと背中がのけ反る。
そのまま舌が首を伝い、胸の中心を割って谷間に入ると足の先がびくびくのけ反ってシーツを掴んだ。
「絶対に俺を刻んで、忘れさせてやらない。いいな、今日は一滴も飲んでねえからな」
シーツと背中の間に手が侵入してきたので、私も背中を少し浮かせた。
フックを外して、ブラが引きはがされると胸の上で舌が這う。
「んんっ んっ」
中心を甘く噛まれ、声を我慢できない。両手で口を押えていたら我慢するなと、両手をシーツに押し付けられた。