激甘御曹司は孤独な彼女を独占愛で満たす

「あっ ゃっ」
「――いいな、もっと声が聞きたい」

甘噛みされ、硬くなっていた部分を転がされ恥ずかしい嬌声が止まらない。

羞恥と快楽で濡れて、彼の指の侵入を許すと薄く足を開いて、自分からはしたなく誘っているようだった。揺れる彼の髪からも、熱で上気した身体からも、そしてそそり立つ彼自身からも私の好きな香りが放たれた。

「痛かったら、背中に爪を立ててもいい」
香りだけじゃもう満足できない。彼の言葉は私に優しく愛を囁く。
彼の指先や舌は私の身体の喜ばせた方を知っている。
好きだとお互い口にするだけでは伝わらない甘いだけじゃない、痛みも、全て欲しい。
奥に当って、繋がって教えてほしいの。

「ふぁっ」

知らない快楽が、押し寄せてくる。
一緒に気持ちよくなっている。繋がってる。いつも言葉だけじゃ足りない気持ちが、今繋がてる。シーツの上を、揺れる度に私の髪が流れていく。
彼に絡まって、二度と離れなければいいのに。そう願ってしまった。
彼が指を絡めて強くシーツに押し付けながら、耳元で甘く囁いた。

「っ美優」

少し掠れた彼の声が、限界だと教えてくれた。
指先で胸を摘ままれ背中をのけ反らせながら、早く穿つ快楽に頭の中が真っ白になる。
熱い熱を感じながら、私も彼の背中にしがみ付いて快楽の渦に落ちていった。




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