一夜では終われない~ホテル王は愛しい君を娶りたい~
「……まさか社長になってるとは思わなかったよ」
大学二年生でしかなかった私たちが再会した時、私はコンシェルジュで彼は社長だった。ひと月前のことを思い出してもまだ信じられない。
「俺はお前がコンシェルジュになると信じていた。どうしてなろうと思ったんだ?」
「小さい時に泊まったホテルのお姉さんがすごく優しかったからかな」
小学校に通う前だから、まだ五歳かそのぐらいの年齢の頃だろう。
「ホテルの話をたくさんしてくれたあのお姉さんみたいになりたいって思ったの。まだ……家にいてもつらくなかった時だったから、余計に楽しかったのかもしれないね」
大学二年生でしかなかった私たちが再会した時、私はコンシェルジュで彼は社長だった。ひと月前のことを思い出してもまだ信じられない。
「俺はお前がコンシェルジュになると信じていた。どうしてなろうと思ったんだ?」
「小さい時に泊まったホテルのお姉さんがすごく優しかったからかな」
小学校に通う前だから、まだ五歳かそのぐらいの年齢の頃だろう。
「ホテルの話をたくさんしてくれたあのお姉さんみたいになりたいって思ったの。まだ……家にいてもつらくなかった時だったから、余計に楽しかったのかもしれないね」