一夜では終われない~ホテル王は愛しい君を娶りたい~
彼の気持ちは嬉しいが、母は細身で胸の小さい私を女らしくないちんちくりんだと笑った。私も母の言葉は間違っていないと思っている。
私が首を左右に振ると、深冬は苦笑しながら息を吐いた。
「もしかして夏に水着を着てくれなかった理由ってそれか?」
「……うん」
「じゃあ、来年は一緒に海へ行こう。ふたりで水着を買いに行って……。杏香にはどんなのが似合うかな」
「今、私の話聞いてたよね……?」
「聞いた上で言ってる」
迷いなく言われたせいで私の方が間違っているような気持ちになった。
「あ、いや。やっぱりやめておこう。他の奴に見せたくないしな」
「……なにそれ」
私が首を左右に振ると、深冬は苦笑しながら息を吐いた。
「もしかして夏に水着を着てくれなかった理由ってそれか?」
「……うん」
「じゃあ、来年は一緒に海へ行こう。ふたりで水着を買いに行って……。杏香にはどんなのが似合うかな」
「今、私の話聞いてたよね……?」
「聞いた上で言ってる」
迷いなく言われたせいで私の方が間違っているような気持ちになった。
「あ、いや。やっぱりやめておこう。他の奴に見せたくないしな」
「……なにそれ」