一夜では終われない~ホテル王は愛しい君を娶りたい~
寝室のベッドは五人ぐらい並んで眠れそうなほど広いのに、どうしてこんなに近い場所にいるのだ。
「深冬、もうお昼過ぎだよ。そろそろ起きてご飯にしない?」
眠らせておくかどうか悩んだが、なんとなく声をかけてしまった。
たぶん私はうれしかったのだと思う。目を覚ました時に、ともに夜を過ごした人が隣にいてくれたから。
「なんだ、元気だな。昨日は何度ももう無理だと言ったくせに」
目を開けた深冬があくびを噛み殺しながら言って、不意に幸せそうな笑みを浮かべた。
「あの日もこんな朝を迎えたかった。やっと欲しいものを手に入れられた気がする」
「深冬、もうお昼過ぎだよ。そろそろ起きてご飯にしない?」
眠らせておくかどうか悩んだが、なんとなく声をかけてしまった。
たぶん私はうれしかったのだと思う。目を覚ました時に、ともに夜を過ごした人が隣にいてくれたから。
「なんだ、元気だな。昨日は何度ももう無理だと言ったくせに」
目を開けた深冬があくびを噛み殺しながら言って、不意に幸せそうな笑みを浮かべた。
「あの日もこんな朝を迎えたかった。やっと欲しいものを手に入れられた気がする」