一夜では終われない~ホテル王は愛しい君を娶りたい~
〝アモラリアスイート〟はこのホテルに三部屋しかない最上級ランクの部屋だ。一泊百万をゆうに超えるだけあって、最高の空間とサービスが約束されている。
多くのVIPが宿泊するアモラリアで十年以上先まで予約が埋まっているのは最上階にあるこの部屋だけ。部屋番号はなく、それぞれの部屋のドアに描かれた花の名前で場所を判断する。ローザ、カメリアと深冬の言ったアルビコッカがそれだ。
「社長なのに……アモラリアスイートに泊まるんですね」
「ごくたまにいらっしゃるみたいですよ。いつもアルビコッカの部屋に泊まるとか……。宿泊される日にデスクを担当したのは私も初めてです」
多くのVIPが宿泊するアモラリアで十年以上先まで予約が埋まっているのは最上階にあるこの部屋だけ。部屋番号はなく、それぞれの部屋のドアに描かれた花の名前で場所を判断する。ローザ、カメリアと深冬の言ったアルビコッカがそれだ。
「社長なのに……アモラリアスイートに泊まるんですね」
「ごくたまにいらっしゃるみたいですよ。いつもアルビコッカの部屋に泊まるとか……。宿泊される日にデスクを担当したのは私も初めてです」