お嬢様の憂鬱【上】
「じゃあさ、おれのことはるとって読んでよ」
押さえ付けられた服を
手で取ると、
真っ直ぐな目で
あたしを見た
「え・・今更??恥ずかしいよ」
あたしのその思いとは裏腹に
春日はあたしを抱き締めて、顔を近付けて来た
「はるとって呼ばないと、キスするよ??」
「やめてよ!!春日ぁ−・・」
あたしは、涙目になりながら春日を見た
「はると」
そういいながら
どんどん顔が近付いて来る
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