エリート警視正は偽り妻へ愛玩の手を緩めない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
どう見ても、泥酔した酔っ払いだ。
なんとかマンションに帰り着いたものの、玄関先で限界を迎えて力尽きた……そんな様子。
いつもの絶対的なスマートさの欠片もない姿に、私はあ然としてしまった。
それでも、呆けてはいられない。
「純平さん、大丈夫ですか?」
気を取り直し、軽く肩を揺すって呼びかける。
すぐに、「ん」と微かな応答があった。
意識があることにホッとして……。
「飲みすぎたんですか? 気分悪くない? 大丈夫?」
私の問いには、機械的に首を縦に振ってくれる。
「立てますか? 肩貸します」
私は彼の腋に肩を入れ、腕を取って立ち上がった。
頽れていたわりに足に力が入っているけど、大人の男性の体重を支える私は、よろけそうになる。
「お酒、弱いんですか? なんでこんなになるまで」
必死に廊下を歩き、ソファに辿り着いて力が抜けた。
純平さんは私の肩から滑り落ち、ソファに仰向けに倒れ込む。
「う……」
天井の明かりを浴びて、眉根を寄せて顔をしかめ、短く呻く。
明かりを遮るように目元に腕を翳す仕草を見て、私は肩を上下させて息を吐いた。
「純平さ……」
「苦手、なんだよ。日本酒だけは……」
「え?」
なんとかマンションに帰り着いたものの、玄関先で限界を迎えて力尽きた……そんな様子。
いつもの絶対的なスマートさの欠片もない姿に、私はあ然としてしまった。
それでも、呆けてはいられない。
「純平さん、大丈夫ですか?」
気を取り直し、軽く肩を揺すって呼びかける。
すぐに、「ん」と微かな応答があった。
意識があることにホッとして……。
「飲みすぎたんですか? 気分悪くない? 大丈夫?」
私の問いには、機械的に首を縦に振ってくれる。
「立てますか? 肩貸します」
私は彼の腋に肩を入れ、腕を取って立ち上がった。
頽れていたわりに足に力が入っているけど、大人の男性の体重を支える私は、よろけそうになる。
「お酒、弱いんですか? なんでこんなになるまで」
必死に廊下を歩き、ソファに辿り着いて力が抜けた。
純平さんは私の肩から滑り落ち、ソファに仰向けに倒れ込む。
「う……」
天井の明かりを浴びて、眉根を寄せて顔をしかめ、短く呻く。
明かりを遮るように目元に腕を翳す仕草を見て、私は肩を上下させて息を吐いた。
「純平さ……」
「苦手、なんだよ。日本酒だけは……」
「え?」