※あの乙女はニセモノです
こんな華奢な女の子にあんなに強引な力で引っ張られるなんて誰が予想出来た?
というか、どこにそんな力があったの!?
今のは完全に油断してた私も悪いけど。
でも…。
やっぱりこんな形で初めてのキスがなくなるとか一応私も女の子だしそれなりに気にするんですけど。
「何って私はお礼を貰っただけですよ?」
ここまでくると悪びれる様子もない女の子に多少の苛立ちさえ感じてくる。
確かに私はお礼をあげるって言った。
でもまだそれでいいなんて言ってないんだけど!?
そう言い返したい所だったけど、そんなの言い返せるほどまだ頭が働いていなかった。
「ふふ、やっぱりお姉さんは可愛いね!もっといじめたくなっちゃう」