※あの乙女はニセモノです
でも1回は助けてくれたはずの女の子に襲われてしかもそれが男の娘だったって。
もう何が何だか。
私は両手で頭を抱えた。
まだ16年しか生きてないけど、私の人生でもうこれ以上の事は起きないでしょってくらい訳の分からない出来事すぎて頭痛い。
「そうだ、お姉さん名前は?」
私の頭痛も自分が男だってバレたことも気にしないどころか平然な顔をして突拍子も無いことを聞いてくる。
本当にこの子は…ちょっと空気読めなすぎじゃない!?
「はぁ…。教えるわけないでしょ?あんたみたいないきなり女の子襲ってくるようなやつに!」
チラッと睨みながらため息混じりに答える私。
そんな私を見てもニコニコしたままの女の子…というか男の娘?
「ふーん。いいんだよ?教えてくれないならまたそのお姉さんのここ、奪っちゃうだけだし!」