奇跡〜だいすきなひと〜
「こころちゃんだっけ、次小学生なんだよ
ね?」
「うん。」
こころっていうのは私の妹。朝、こころに
ついて話したから気になったんだと思う。
こころは11個下でパパが亡くなったあとに
妊娠が分かった。
だから、パパのことを知らない。
「何か習い事とかしてるの?」
「スイミング通ってる。今日も行ってると思
う。」
「そうなんだ。会ってみたいな。」
「小さい子好きなの?」
「うん。」
「じゃあ今度連れて来てもらうね。まさか
永遠くんが小さい子好きだと思わなかった。」
「そう?大好きなんだ。楽しみにしてる。」
永遠くんが退院するまでにこころ来れるとき
あるかな、、、
永遠くんは一階の売店に連れて行ってくれた。
そこでアイスを買って来てくれた。
「あかりちゃん、チョコ食べれる?
女の子ってチョコ好きなイメージあるんだけ
ど、、、」
すごい、私チョコ大好きなんだよね。ずっと
食べてられる。
「うん!チョコ大好き!」
「それはよかったよかった。」
「どこで食べるの〜?」
「外とかどう?芝生あるじゃん?」
「いいね!なんかカップルみたい笑」
中学生の時に本で読んだことある。カップル
がこうやって一緒にアイス食べてるとこ。
自分もこんなふうにできると思わなかった
からちょっと嬉しい。
「暑いなぁ。」
「そうだね、真夏だから仕方ないんじゃな
い?」
7月上旬の暑さは尋常じゃない。だけど、
アイスを食べるにはもってこい。
いい感じに太陽も出てて暑いところを除けば
すごくいい。
「あっ永遠くんいたいた〜。」
アイスを食べてると医師が私たちのところに
やってきた。
「永遠くんの退院日が3日後に決まったの。」
医師は明るい顔をしてたけど永遠くんは悲し
そうな顔をしていた。
私もちょっと寂しい。お別れする前に思い出
つくっておきたいな。
「わかりました。」
「退院日まで毎日あかりちゃんの部屋行って
いい?」
「うん!」
やった!永遠くんからそう言ってくれるなん
て思わなかった。
もしかして私永遠くんのこと好きなのかな。
ね?」
「うん。」
こころっていうのは私の妹。朝、こころに
ついて話したから気になったんだと思う。
こころは11個下でパパが亡くなったあとに
妊娠が分かった。
だから、パパのことを知らない。
「何か習い事とかしてるの?」
「スイミング通ってる。今日も行ってると思
う。」
「そうなんだ。会ってみたいな。」
「小さい子好きなの?」
「うん。」
「じゃあ今度連れて来てもらうね。まさか
永遠くんが小さい子好きだと思わなかった。」
「そう?大好きなんだ。楽しみにしてる。」
永遠くんが退院するまでにこころ来れるとき
あるかな、、、
永遠くんは一階の売店に連れて行ってくれた。
そこでアイスを買って来てくれた。
「あかりちゃん、チョコ食べれる?
女の子ってチョコ好きなイメージあるんだけ
ど、、、」
すごい、私チョコ大好きなんだよね。ずっと
食べてられる。
「うん!チョコ大好き!」
「それはよかったよかった。」
「どこで食べるの〜?」
「外とかどう?芝生あるじゃん?」
「いいね!なんかカップルみたい笑」
中学生の時に本で読んだことある。カップル
がこうやって一緒にアイス食べてるとこ。
自分もこんなふうにできると思わなかった
からちょっと嬉しい。
「暑いなぁ。」
「そうだね、真夏だから仕方ないんじゃな
い?」
7月上旬の暑さは尋常じゃない。だけど、
アイスを食べるにはもってこい。
いい感じに太陽も出てて暑いところを除けば
すごくいい。
「あっ永遠くんいたいた〜。」
アイスを食べてると医師が私たちのところに
やってきた。
「永遠くんの退院日が3日後に決まったの。」
医師は明るい顔をしてたけど永遠くんは悲し
そうな顔をしていた。
私もちょっと寂しい。お別れする前に思い出
つくっておきたいな。
「わかりました。」
「退院日まで毎日あかりちゃんの部屋行って
いい?」
「うん!」
やった!永遠くんからそう言ってくれるなん
て思わなかった。
もしかして私永遠くんのこと好きなのかな。