神、恋に落ちる
「はい?」
「まさか、それで俺と恋人になるの躊躇してたの?」

「はい…」

命は、白羽がまだ自分のことを好きだと認識できてないからだと思っていた。
でも………
白羽は、確実に命に好意がある。
ただ、振られたその日に……ということに、躊躇していたのだ。

「………」
「……命さん?」
「白羽!!」
「ひやぁ━━━━━!!!」
命は、そのまま白羽を畳の上に押し倒した。

「白羽、好きだよ」
「命さん!?」
「白羽、好き、好き、好き、好き、好き、好き………
白羽も、言って?
“命さんが好き”って!」
「え?」
「早く!
命さんが…」
「み、命…さんが…」

「好き!
はい、言って?」
「………好き…////」

「俺も…好きだよ……大好き!
どうしよう…嬉しい…嬉し過ぎる……!
キスしよ?」
「え?もう…息が…」
「フフ…嫌じゃないんだね(笑)!」
「あ…いや……」
「じゃあ…遠慮なく……」

「ンンン……」
「白羽…好き…だよ……白羽…は?」
キスをしながら言う命。

「んん…す…き……」
「ん……興奮す…る……白羽…大好き…だよ……!」
そのまま頬、首、鎖骨にチュッ!チュッ!と短いキスが落ちてきた。

「え………命さん!?やめ……」
「嫌?」
「こんなとこで…」
「ん…嫌じゃないでしょ?
………大丈ー夫……俺が呼ぶまで誰も来ないし、この部屋完全防音だから……」
少し強引に、服をグッと捲り上げた。

「んぁ……あ…ん…んーんー!」
白羽は、慌てて自身の口を塞いだ。
全く嫌じゃない。
寧ろ、気持ち良くて甘い声が出るのだ。

「あ…!ダメだよ!白羽の可愛い声、聞かせてよ!」
「でも…////」
命が白羽の両手を、畳に押さえつけて尚も身体にキスを落とした。
「綺麗…白羽……綺麗で、可愛い……」
「命…さ…や……あ…ぁ…」

命の手がスカートの下に入り、下着にかかる。
「あ!命さん!?」
「白羽と繋がりたい」
スルッと、脱がされた。
「あ……」

「白羽、キスしよ?
そして、ひとつになろうね……!」
「んんっ━━━━━━!!!!!
ンン……」
ググッと、繋がった。
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