【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
「リーン。オレと一曲踊ってくれないか」
ちょっと別世界にトリップしていた彼女だが、イブライムのその声で現実に引き戻された。
エスコートされた手前、彼と一曲は踊らないといけないだろうなとは思っていたので、心の準備はできている。イブライムに手を引かれ輪の中へと向かう。イブライムがその中に向かう過程で、彼のために道が開けるように見えてしまうから不思議だ。
ダンスは嗜み。幼いころから体に叩き込まれてきた。最近は語学の勉強が忙しくてこちららさぼってはいたけれど、意外と体は覚えていたようだった。いや、違う。イブライムのリードがうまいのだ。驚いて彼の顔を見上げると、その目は優しくアイリーンを見つめている。ちょっといい奴じゃないか、と思えてきた。
だが、遠くから刺さるような視線を感じた。気付かれないように視線の元をたどると、フランシス。フランシスがイブライムを見ているのだ。
ごめんなさい、私が彼を借りてごめんなさい、と心から謝るアイリーン。そんな彼女の様子が気になったのか、イブライムは曲が途切れたところでその輪の中からアイリーンを連れ出した。
ちょっと別世界にトリップしていた彼女だが、イブライムのその声で現実に引き戻された。
エスコートされた手前、彼と一曲は踊らないといけないだろうなとは思っていたので、心の準備はできている。イブライムに手を引かれ輪の中へと向かう。イブライムがその中に向かう過程で、彼のために道が開けるように見えてしまうから不思議だ。
ダンスは嗜み。幼いころから体に叩き込まれてきた。最近は語学の勉強が忙しくてこちららさぼってはいたけれど、意外と体は覚えていたようだった。いや、違う。イブライムのリードがうまいのだ。驚いて彼の顔を見上げると、その目は優しくアイリーンを見つめている。ちょっといい奴じゃないか、と思えてきた。
だが、遠くから刺さるような視線を感じた。気付かれないように視線の元をたどると、フランシス。フランシスがイブライムを見ているのだ。
ごめんなさい、私が彼を借りてごめんなさい、と心から謝るアイリーン。そんな彼女の様子が気になったのか、イブライムは曲が途切れたところでその輪の中からアイリーンを連れ出した。