【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
「では、ソフィアさんは?」

「ジェリアン様のお兄様です。ジェリアン様よりも五つ年上だそうですが。こちらもまたソフィア様とお似合いなんですよ」
 エレナが言う。

「じゃ、ジェリアン様はカーナのところに?」

「そうなるわね。父がね、私が殿下の婚約者に選ばれたなら養子をとるとか言っていたから。それがね、よりによってジェリアン様でしょ? 父が大喜びよ」

「もう、候補ではなく決まったようなものね」

「そうね」
 そこでカーナはカップを口元に運んだ。

「カーナは、ジェリアン様では不満なの?」
 アイリーンは尋ねた。

「不満? ではないけれど。このまま本当にジェリアン様と結婚してもいいのか、っていうことは考えてしまうわね。やはり好きな人との結婚に憧れるわよね?」

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