【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
「カーナは好きな人がいるの?」

「どうかしら。考えたことも無かったから」
 カーナの感覚はアイリーンと近いものがある。

「ジジとエレナには、好きな人がいるの?」
 急に話を振られた二人は顔を見合わせる。

「憧れの人はいますが。結婚したいほど好きな人、と言われると考えてしまいます」

「そうですね。いつの間にか婚約者が決まっていた、っていう感じですから」

 この二人には同じ家柄のような男性との婚約が決まっている。それも早くに決まっていたらしい。

「うーん。私がアスカリッドへ行っている間に、置いて行かれた感じがしますね」

「だけど、アスカリッドは恋愛結婚が当たり前でしょ? リーンは誰かいい人見つからなかったの?」
 直球を投げてきたのは、カーナだ。

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