【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
 その指摘にノエルは、ふん、と顔を横に向けた。

「で? エルはアイリーン嬢に何をしたんだい?」
 この兄妹で会話をさせたら、会話が成り立たないとも思ったのかもしれないジョアキナが口を挟んだ。

「知人を紹介しただけよ」

「その知人って、もしかして男性?」

「そうよ。だって、叔父ですもの」

「叔父?」

「ええ。母の弟の方」

 だからか、とジョアキナは思った。だから、イブライムは知らないのか、と。

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