約束の指にキスして。
『ぅわっ!どしたのいきなり(笑)』

『桔平ぇー。』

『アンッ!』

『アンッ、アンッ!』

甘えたように頬をすりつけると、桔平はくすぐったいよと言って私の頭を撫でた。
どうしよう。
こんなにも《好き》が溢れてくる。
どうしようもないくらい。

好き…。

『珍しいね、瑛梨からキスして来るなんて。』

『ふふ…あのね…?』

桔平に目を閉じてもらって、桔平の左耳にフレアのピアスをつける。
そっと耳たぶにキスをすると、桔平は私の頭を胸に抱き寄せた。

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