タングルド
海鮮丼を食べながらパンフレットを見る。
「ここって、ドックランとかもあるね。いいな、ペットのいる生活とか憧れる」
「そうだね、そろそろショーを見に行こうか」
ショーの席はペットも同伴できるようで数人の人は犬と一緒に座席に座っていた。
「結婚したら、犬を飼ってまた来ようか」
「へ?」
いきなりの結婚発言に口が大きく開いてしまう。
「はははは、俺はそれくらい雪が好きだってこと。聞き流していいよ・・・今は」
今は???
会話が衝撃的で、ショーを見ていたのにほとんど記憶に残らなかった。
コツメカワウソをみつつ園内を散策してマリンパークを後にした。
「楽しかった!」
「楽しんでもらえて良かった、それでホテルに行きたいけど。いい?」
ええええ直球!
でも、そういうところに惹かれてしまう。
「いい・・・けど?」
「疑問形」と言って笑ってから「モーテル風とお城風のどちらがいい?」
「そういう選択があるのね、てか、よく知ってますね」
「来る途中に見えたから、そこは抜かりはないよ」
「じゃあお城で」
「了解、お姫様」
賢一は一瞬目線だけ助手席に向けると目が合って声を出して笑った。
「ここって、ドックランとかもあるね。いいな、ペットのいる生活とか憧れる」
「そうだね、そろそろショーを見に行こうか」
ショーの席はペットも同伴できるようで数人の人は犬と一緒に座席に座っていた。
「結婚したら、犬を飼ってまた来ようか」
「へ?」
いきなりの結婚発言に口が大きく開いてしまう。
「はははは、俺はそれくらい雪が好きだってこと。聞き流していいよ・・・今は」
今は???
会話が衝撃的で、ショーを見ていたのにほとんど記憶に残らなかった。
コツメカワウソをみつつ園内を散策してマリンパークを後にした。
「楽しかった!」
「楽しんでもらえて良かった、それでホテルに行きたいけど。いい?」
ええええ直球!
でも、そういうところに惹かれてしまう。
「いい・・・けど?」
「疑問形」と言って笑ってから「モーテル風とお城風のどちらがいい?」
「そういう選択があるのね、てか、よく知ってますね」
「来る途中に見えたから、そこは抜かりはないよ」
「じゃあお城で」
「了解、お姫様」
賢一は一瞬目線だけ助手席に向けると目が合って声を出して笑った。