キス魔な御曹司は親友の妹が欲しくて必死です
「まあいい、この話はまた後日ゆっくりと話をしよう。私たちはここで失礼する」
お母さんに耳打ちされたお父さんは一瞬顔を顰め、私たちを見た後お母さんを伴い去っていった。
たった数分の出来事だと思うのにすごく緊張していた私たちは一斉に深いため息をついた。
「はあ~、き、緊張した」
「俺、一言も発せなかった」
「あ~やっぱ俺あの人苦手だ」
三人三様、ため息とともに思ったことを吐き出して顔を見合わす。
「智成、お父さんが苦手なの?」
「ん、まあ」
「なっさけねえな、って言っても俺もあの人の前は緊張する。威圧感半端ねえ」
お兄ちゃんがやれやれと肩を竦めて、智成は顔を引きつらせ、私は確かにとうんうん頷く。
お母さんは優しそうだったけど、とにかく智成のお父さんは怖かった。
「でも、やっぱり親子ね、智成とお父さん似てるよ、顔だけでなくあの怖いとこ、不機嫌な智成そっくり」
「え? まさか」
「ああ! 確かに似てるな。あの有無も言わせない怒りオーラ、智成も時々発してるぞ」
「勘弁してくれよ、俺あんなに怖くないぞ」
「「いいや、怖いね」」
私とお兄ちゃんの声がハモッて智成は渋い顔をした。
お母さんに耳打ちされたお父さんは一瞬顔を顰め、私たちを見た後お母さんを伴い去っていった。
たった数分の出来事だと思うのにすごく緊張していた私たちは一斉に深いため息をついた。
「はあ~、き、緊張した」
「俺、一言も発せなかった」
「あ~やっぱ俺あの人苦手だ」
三人三様、ため息とともに思ったことを吐き出して顔を見合わす。
「智成、お父さんが苦手なの?」
「ん、まあ」
「なっさけねえな、って言っても俺もあの人の前は緊張する。威圧感半端ねえ」
お兄ちゃんがやれやれと肩を竦めて、智成は顔を引きつらせ、私は確かにとうんうん頷く。
お母さんは優しそうだったけど、とにかく智成のお父さんは怖かった。
「でも、やっぱり親子ね、智成とお父さん似てるよ、顔だけでなくあの怖いとこ、不機嫌な智成そっくり」
「え? まさか」
「ああ! 確かに似てるな。あの有無も言わせない怒りオーラ、智成も時々発してるぞ」
「勘弁してくれよ、俺あんなに怖くないぞ」
「「いいや、怖いね」」
私とお兄ちゃんの声がハモッて智成は渋い顔をした。