今さら好きだと言いだせない
「町宮さん、お疲れ様です。この前はありがとうございました!」
気がつくと私の真正面に北野くんがいて、愛想よく挨拶をしてくれた。
彼は二十三歳で私より三つ年下なだけだけれど、擦れていなくて真面目そうな印象だ。
「北野くんもお疲れ様。こちらこそ飲み会にお招きにあずかり、ありがとうございます」
「いえいえ! 全部徳永さんが段取りしてくれたので、俺はなにも……」
彼は彼で、一番年下で後輩だから、いろいろと気を使いまくっていると思うと気の毒になってくる。
「町宮さんと飲みたいです、って言ってたもんな」
徳永さんが北野くんの肩に手を置いて横から口を挟んできたので、そうなると北野くんはうなずくことしかできない。
軽くパワハラだなぁ……なんて思いながら見ていた。
「でも残念。町宮さん、彼氏いるんだって。実は今日一緒に来たイケメン」
「え?! 芹沢さんっすか?」
「俺もさっき聞いて驚いた」
北野くんがビックリして目を丸くしていた。
別にここで言わなくてもいいのに。この流れだと絶対に芹沢くんの話になってしまうのに。
気がつくと私の真正面に北野くんがいて、愛想よく挨拶をしてくれた。
彼は二十三歳で私より三つ年下なだけだけれど、擦れていなくて真面目そうな印象だ。
「北野くんもお疲れ様。こちらこそ飲み会にお招きにあずかり、ありがとうございます」
「いえいえ! 全部徳永さんが段取りしてくれたので、俺はなにも……」
彼は彼で、一番年下で後輩だから、いろいろと気を使いまくっていると思うと気の毒になってくる。
「町宮さんと飲みたいです、って言ってたもんな」
徳永さんが北野くんの肩に手を置いて横から口を挟んできたので、そうなると北野くんはうなずくことしかできない。
軽くパワハラだなぁ……なんて思いながら見ていた。
「でも残念。町宮さん、彼氏いるんだって。実は今日一緒に来たイケメン」
「え?! 芹沢さんっすか?」
「俺もさっき聞いて驚いた」
北野くんがビックリして目を丸くしていた。
別にここで言わなくてもいいのに。この流れだと絶対に芹沢くんの話になってしまうのに。