あの日に交わした約束は、思い出の場所で。
「こんなとこ何しに来たの?」
「……んー、思い出に浸りたくなった、みたいな?」
『遥が戻ってきてアルバムを開いたらまた来てみたくなった』なんて言えるはずもない。
「思い出に浸るとか、奈央ってそんなにロマンチストだったっけ?」
「私だっていつまでも小学生の頭じゃないからね。そういう気持ちになるときだってあるさ」
遥がいつものようにからかってくるから、背伸びして大人ぶってみた。
「もう高校生だし。それに、同い年なんだから子ども扱いしないでよね」
「奈央にもそんな感情が芽生えたんだな」
「なにそれ?どういう意味?」
「ん、いつまでも子どもじゃないんだなぁと思って。七年経ったら色々変わるもんだな」
遥がしみじみとそんなことを言い出した。
「色々って?」
「色々は色々だよ」
「ちゃんと言ってよ」
「そんなのは、自分が一番わかってるだろ?」
『変わった』そう言われるのは複雑だ。それが悪い意味なんじゃないかと、ネガティブな私はすぐにそんなふうに考えてしまう。
たとえ良い意味で言われていたとしても。
……遥から見た私は、どう変わったように見えてるんだろう。
「……んー、思い出に浸りたくなった、みたいな?」
『遥が戻ってきてアルバムを開いたらまた来てみたくなった』なんて言えるはずもない。
「思い出に浸るとか、奈央ってそんなにロマンチストだったっけ?」
「私だっていつまでも小学生の頭じゃないからね。そういう気持ちになるときだってあるさ」
遥がいつものようにからかってくるから、背伸びして大人ぶってみた。
「もう高校生だし。それに、同い年なんだから子ども扱いしないでよね」
「奈央にもそんな感情が芽生えたんだな」
「なにそれ?どういう意味?」
「ん、いつまでも子どもじゃないんだなぁと思って。七年経ったら色々変わるもんだな」
遥がしみじみとそんなことを言い出した。
「色々って?」
「色々は色々だよ」
「ちゃんと言ってよ」
「そんなのは、自分が一番わかってるだろ?」
『変わった』そう言われるのは複雑だ。それが悪い意味なんじゃないかと、ネガティブな私はすぐにそんなふうに考えてしまう。
たとえ良い意味で言われていたとしても。
……遥から見た私は、どう変わったように見えてるんだろう。