独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
星型のたまごやきに、たこさんウインナー、からあげ。
どれにしようかと迷うほど、ぜんぶおいしそうだけど、顔がついてるおにぎりをもらった。
一口パクっとすると、具の中身はシャケで。
塩加減がちょうどよく優しい味がした。
「料理上手だね!?すごくおいしいっ」
「ほんとー?喜んでもらえたならよかった」
いいなぁ。
美人な上に料理までできるなんて、女子力がほんと高い。
「うちの親がさ、仕事忙しすぎてあんまり家に帰ってこないんだー」
「そうなんだ……」
「そうそう。だから、自分でごはんとか作るのも自然と多くなってさぁ」
「美人で家庭的なんて、亜莉朱ちゃんはいつでもお嫁にいけちゃうね!」
「いやいやっ、そんなことないって」
私が笑顔でほめると、亜莉朱ちゃんは照れたように笑った。
「あと気になったことがあるんだけどさ……」