独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。



星型のたまごやきに、たこさんウインナー、からあげ。



どれにしようかと迷うほど、ぜんぶおいしそうだけど、顔がついてるおにぎりをもらった。



一口パクっとすると、具の中身はシャケで。
塩加減がちょうどよく優しい味がした。




「料理上手だね!?すごくおいしいっ」


「ほんとー?喜んでもらえたならよかった」



いいなぁ。


美人な上に料理までできるなんて、女子力がほんと高い。



「うちの親がさ、仕事忙しすぎてあんまり家に帰ってこないんだー」


「そうなんだ……」


「そうそう。だから、自分でごはんとか作るのも自然と多くなってさぁ」


「美人で家庭的なんて、亜莉朱ちゃんはいつでもお嫁にいけちゃうね!」


「いやいやっ、そんなことないって」



私が笑顔でほめると、亜莉朱ちゃんは照れたように笑った。



「あと気になったことがあるんだけどさ……」


< 135 / 516 >

この作品をシェア

pagetop