独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
授業が終わって休み時間になると、ななめ後ろの俊が背中をツンツンとしてきた。
「んっ、なーにっ?」
ふり返ってみると、俊はけだるげに頬づえをついていた。
「いや、どんな表情してんのかなーって。
ちょっと見たくなった」
えっ、私の表情!?
何のために!?
「いや、あのっ!
私の表情はいつものまぬけなまんまですよー?」
私がてんぱり気味に答えると、ぷっといきなり吹きだす俊。
あははなんて言いながら、肩を揺らしてなぜか大笑いしている。
えっ、どうして!?
今おかしいこと言ったっけ!?
その様子に、私はひとりぽかんとなる。