独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
「ほんと、結々ってかわいすぎ。
そういうとこ好きなんだけど」
ふいにかけられた俊の甘い言葉。
どんどんと顔の熱が上がっていくのが、自分でも恥ずかしいくらいに分かる……。
かわいいだなんて、ちっとも私には当てはまらないけど、……それでも。
大好きな俊に言われるのは、やっぱり嬉しい。
「顔まっかだよ?」
目を細められながらクスッと笑われる。
「うっ……、俊さんのせい、だもん……っ!!」
「ふ、そうだね」
「…うん……」
はずかしくてうつむく私の頭をなでてくれる俊の手は、あたたかくて優しい。
ずっとふれていてほしい……
なんて思ったりも。