廃屋の捨てられ姫は、敵国のワケあり公爵家で予想外に愛されています
「サリファはレスト王子の子供を身に宿していました。しかし、側妃になったらその子はきっと王に殺される……そう思い、命懸けで隠し通し王の子として出産しました。そして、サリファ亡き後、自分の子供が生きていると知ったレストは、なんとかして救おうと画策します。時間はかかりましたがついに我が子を救うことが出来て……」
「まぁぁぁ!では、二人は一緒に暮らすのですね!良かったわ」
悲劇だと思っていたのに、一転してハッピーエンド!
でも、どうしてここまでの話を、お芝居に組み込まなかったのかしら。
こっちにすれば、ハッピーエンドで収益も上がりそうなのに。
「……いえ、一緒には暮らしません。レストは子供の幸せを遠くから見て……去る、という結末です」
アレストは私から目を逸らし、静かに呟いた。
去る?去るって言った?
なにも言わずに?父だと告げずに?
お話としては、そんな結末もあるかもしれない。
でも、私が演じるなら、やはりハッピーエンドがいい。
「ちゃんと名乗るべきです!レスト王子とその子供がともに幸せになることが、サリファの一番の望みだと思います!」
「サリファの……望み。あなたはそう思うのですね?」
「まぁぁぁ!では、二人は一緒に暮らすのですね!良かったわ」
悲劇だと思っていたのに、一転してハッピーエンド!
でも、どうしてここまでの話を、お芝居に組み込まなかったのかしら。
こっちにすれば、ハッピーエンドで収益も上がりそうなのに。
「……いえ、一緒には暮らしません。レストは子供の幸せを遠くから見て……去る、という結末です」
アレストは私から目を逸らし、静かに呟いた。
去る?去るって言った?
なにも言わずに?父だと告げずに?
お話としては、そんな結末もあるかもしれない。
でも、私が演じるなら、やはりハッピーエンドがいい。
「ちゃんと名乗るべきです!レスト王子とその子供がともに幸せになることが、サリファの一番の望みだと思います!」
「サリファの……望み。あなたはそう思うのですね?」