転生したら七歳の捨てられ王女でした~廃屋でほったらかしにされていたけど、敵国の公爵家で才能が開花しました⁉~
「さぁ、ここに座ってください」
アレストが用意してくれた椅子に座り、暫くすると開演のベルが鳴った。
緞帳が上がり、照明が舞台を照らすと、私は一気に集中モードに入る。
一度見ていても、二度目に見るとまた新しい発見がある。
それは、観劇において誰もが感じることだと思う。
二度目の「王子と赤い髪の巫女」がまさにそれで、前回気づかなかったものが次々と見えてきた。
「どうでしたか?得るものはありましたか?」
お芝居が終わると、アレストが言った。
「はい。とても……でも、何度見ても悲しいですね。どこかに救いがないものか、と考えてしまいます」
「……救い……ですか……」
アレストの声色が変わった。
表情もどこか悲しそうだ。
豪快で豪胆なアレストがこんな顔をするなんて、ちょっと意外である。
「この話には続きがあるのですよ」
「続き……?あ、もしかして救いのある結末が?」
「……何をもって救いとするのか……それは人それぞれなのですが。聞きますか?」
真剣な目で問いかけるアレストに、考えるまでもなく頷き返す。
まるで、何かがそうさせたように、自然に首を縦に振っていたのだ。
アレストが用意してくれた椅子に座り、暫くすると開演のベルが鳴った。
緞帳が上がり、照明が舞台を照らすと、私は一気に集中モードに入る。
一度見ていても、二度目に見るとまた新しい発見がある。
それは、観劇において誰もが感じることだと思う。
二度目の「王子と赤い髪の巫女」がまさにそれで、前回気づかなかったものが次々と見えてきた。
「どうでしたか?得るものはありましたか?」
お芝居が終わると、アレストが言った。
「はい。とても……でも、何度見ても悲しいですね。どこかに救いがないものか、と考えてしまいます」
「……救い……ですか……」
アレストの声色が変わった。
表情もどこか悲しそうだ。
豪快で豪胆なアレストがこんな顔をするなんて、ちょっと意外である。
「この話には続きがあるのですよ」
「続き……?あ、もしかして救いのある結末が?」
「……何をもって救いとするのか……それは人それぞれなのですが。聞きますか?」
真剣な目で問いかけるアレストに、考えるまでもなく頷き返す。
まるで、何かがそうさせたように、自然に首を縦に振っていたのだ。