廃屋の捨てられ姫は、敵国のワケあり公爵家で予想外に愛されています
重々しい雰囲気の中待っていると、別館から足早にセルジュが駆け出して来た。
とんでもないものを目撃した!そんな顔で。
「ルキア様っ!い、急いで別館へ!」
「え……えっ!私?わ、わ、私……だけ?」
「そうです!カトレア様がルキア様をお呼びなのです」
「何のご用かしら……」
私はセルジュを上目遣いで見た。
一人でなんて怖すぎる、誰か一緒に来てくれないかな……と思ったけど、カトレア様の指示にセルジュたちが逆らうわけがない。
その証拠にセルジュは困ったように見下ろし、他のみんなも同じ表情だ。
あまり困らせても気の毒だわ。
首謀者は私なのだから、怒られるにしろ、何にしろ、責任を負わなくては。
「わかりました。行ってきますね」
私は足取りも重く別館へと向かう。
カトレア様とのニ回目の邂逅はどんな結末になるだろう……そうやって、他人事のように気を逸らせながら、ドキドキとうるさい心臓を鎮めていた。
とんでもないものを目撃した!そんな顔で。
「ルキア様っ!い、急いで別館へ!」
「え……えっ!私?わ、わ、私……だけ?」
「そうです!カトレア様がルキア様をお呼びなのです」
「何のご用かしら……」
私はセルジュを上目遣いで見た。
一人でなんて怖すぎる、誰か一緒に来てくれないかな……と思ったけど、カトレア様の指示にセルジュたちが逆らうわけがない。
その証拠にセルジュは困ったように見下ろし、他のみんなも同じ表情だ。
あまり困らせても気の毒だわ。
首謀者は私なのだから、怒られるにしろ、何にしろ、責任を負わなくては。
「わかりました。行ってきますね」
私は足取りも重く別館へと向かう。
カトレア様とのニ回目の邂逅はどんな結末になるだろう……そうやって、他人事のように気を逸らせながら、ドキドキとうるさい心臓を鎮めていた。