廃屋の捨てられ姫は、敵国のワケあり公爵家で予想外に愛されています
7、エスカーダ家の栄光
私がエスカーダを名乗るには、公爵家の養女になるのが順当だ。
つまり、現当主であるダリオンの養女。
でも敗戦国のお荷物が、レグナントの名門、エスカーダ家の養女になるなんてこと可能なの?
半信半疑だった私は、その瞬間……あることに気付いてしまった!
養女になれば、否が応でもダリオンとの繋がりが出来る。
ただの後見なら、そのうち縁は切れてしまうけれど、養女だったらいくらでも口実を付けて会いに行ける。
つまり、ハイスペ顔面見放題。
……これは、悪くないわ。
私はバレないように、心の中でほくそえんだ。
「あの……私もエスカーダ家が大好きですし、お申し出は、とても嬉しいです……でも、私のような敗戦国のお荷物が……ご迷惑ではないですか?」
もうまさに、踊り出したいくらいの気持ちを押さえ、私は謙虚に言った。
邪な気持ちを気付かれたくないからだ。
「あら、そんなこと。このカトレア・エスカーダが良いというなら、良いのよ?」
カトレア様はフフと笑った。
さすが、レグナントの社交界を牛耳っていた女性は、言うことが違う。
生まれながらの女王である。
「そ、そうなのですか……?」
「そうよ。ダリオンには私から伝えますからね。何も心配することないわ。ルキアは私の側にいて頂戴ね?」
「は、はい!たくさんお芝居を聞かせますからっ!」
「ふふっ。楽しみにしているわ。あっ、それから……」
カトレア様は不意に何かを思い出したようだ。
私がエスカーダを名乗るには、公爵家の養女になるのが順当だ。
つまり、現当主であるダリオンの養女。
でも敗戦国のお荷物が、レグナントの名門、エスカーダ家の養女になるなんてこと可能なの?
半信半疑だった私は、その瞬間……あることに気付いてしまった!
養女になれば、否が応でもダリオンとの繋がりが出来る。
ただの後見なら、そのうち縁は切れてしまうけれど、養女だったらいくらでも口実を付けて会いに行ける。
つまり、ハイスペ顔面見放題。
……これは、悪くないわ。
私はバレないように、心の中でほくそえんだ。
「あの……私もエスカーダ家が大好きですし、お申し出は、とても嬉しいです……でも、私のような敗戦国のお荷物が……ご迷惑ではないですか?」
もうまさに、踊り出したいくらいの気持ちを押さえ、私は謙虚に言った。
邪な気持ちを気付かれたくないからだ。
「あら、そんなこと。このカトレア・エスカーダが良いというなら、良いのよ?」
カトレア様はフフと笑った。
さすが、レグナントの社交界を牛耳っていた女性は、言うことが違う。
生まれながらの女王である。
「そ、そうなのですか……?」
「そうよ。ダリオンには私から伝えますからね。何も心配することないわ。ルキアは私の側にいて頂戴ね?」
「は、はい!たくさんお芝居を聞かせますからっ!」
「ふふっ。楽しみにしているわ。あっ、それから……」
カトレア様は不意に何かを思い出したようだ。