堅物騎士団長から妻に娶りたいと迫られた変装令嬢は今日もその役を演じます
エレオノーラが彼女の名を呼ぶと、嬉しそうに顔を上げて「エレンお姉さま」と言う。エレオノーラ的に、このベルニスの「エレンお姉さま」という響きに腰がくだけそうな気持だった。可愛い、そして嬉しい。
「エレンさん、ドロシー。悪いけれどベルニスも仲間にいれておくれ」
「はい」
エレオノーラがニコリと笑う。ベルニスはすっとアレックスから離れた。
「ベルちゃん、ベルちゃん。なんでエレンちゃんはエレンお姉さまなの? 私のこともドロシーお姉さまって呼んでもいいのよ?」
ドロシーが不敵な笑みを浮かべた。だが、ベルニスはそれに対して、あの、えっと、と言うのみで、どう答えたらいいかがわからないらしい。
「ごめん、ベルちゃん。困らせるつもりはないし、冗談だから。ちょっと、あっちの方に行きましょう」
「エレンさん、ドロシー。悪いけれどベルニスも仲間にいれておくれ」
「はい」
エレオノーラがニコリと笑う。ベルニスはすっとアレックスから離れた。
「ベルちゃん、ベルちゃん。なんでエレンちゃんはエレンお姉さまなの? 私のこともドロシーお姉さまって呼んでもいいのよ?」
ドロシーが不敵な笑みを浮かべた。だが、ベルニスはそれに対して、あの、えっと、と言うのみで、どう答えたらいいかがわからないらしい。
「ごめん、ベルちゃん。困らせるつもりはないし、冗談だから。ちょっと、あっちの方に行きましょう」