オトメは温和に愛されたい
***
私の謝罪に、なっちゃんが「オトちゃんは悪くないよ」って言ってくれた。
「もしかしたら、私、大我さんが失恋で弱っていたところへつけ込んだだけに過ぎないのかもしれないけれど。でも……。でも……そこから徐々にでもいいから私自身を好きになってもらえたらそれでいいかなって思ってるの」
言って、ふわりとはにかむなっちゃんを見て、私は鶴見先生がなっちゃんを大事にしてくれることを心底願わずにはいられなかった。
私が知っている同期の鶴見先生は、穏やかで優しい人だったはずだから。
私のことをどうこうしようと動いていた頃の彼こそが、どうかしていたんだと思いたい。
こんなこと言ったら温和やカナ兄には叱られてしまうかも知れないけれど……。
私はやっぱり心のどこかで自分の知っている鶴見先生を信じたいと思っていて。
それに、そうでないと……。あんな怖いのが鶴見先生の素だったりしたら、なっちゃんが幸せになれないもの。
私の謝罪に、なっちゃんが「オトちゃんは悪くないよ」って言ってくれた。
「もしかしたら、私、大我さんが失恋で弱っていたところへつけ込んだだけに過ぎないのかもしれないけれど。でも……。でも……そこから徐々にでもいいから私自身を好きになってもらえたらそれでいいかなって思ってるの」
言って、ふわりとはにかむなっちゃんを見て、私は鶴見先生がなっちゃんを大事にしてくれることを心底願わずにはいられなかった。
私が知っている同期の鶴見先生は、穏やかで優しい人だったはずだから。
私のことをどうこうしようと動いていた頃の彼こそが、どうかしていたんだと思いたい。
こんなこと言ったら温和やカナ兄には叱られてしまうかも知れないけれど……。
私はやっぱり心のどこかで自分の知っている鶴見先生を信じたいと思っていて。
それに、そうでないと……。あんな怖いのが鶴見先生の素だったりしたら、なっちゃんが幸せになれないもの。