逆プロポーズした恋の顛末


四年前に出会った尽とわたしが、一緒に過ごした時間は一年にも満たない。
お互いのことを十分知っている、とはとても言えなかった。

失敗するかもしれない。
上手くやっていけないかもしれない。
不安は、見つけようと思えばいくらでも見つけられる。
自信なんて、いつまで経ってもつかない。

でも、それは当たり前のことなのかもしれないと思った。
幸生と尽の関係だけではなく、わたしたちの関係も、これから始まるのだから。


< 126 / 275 >

この作品をシェア

pagetop