君のこと、釣ってもいいですか?
「私·····今から

詩くんの所に行くんです。

何ですか?」

「私の邪魔すんなっての。」

かおりさんが少し怖かった。

だけど今の私には勇気がある。

かおりさんに立ち向かう勇気が。

「あなたが詩くんの

何かは知りませんが

今日は邪魔しないでください。」

「はぁ?

邪魔なのはあんた!」

もう少しで詩くんのいる海岸。
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