SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
モーニングセットを食べていると野上さんが来た。

「社長、すいません…」
「えっ!?」

野上さんは部屋に居たのは航さんだけかと思い、私の姿に目を円くする。
「早波さん?」

「あ…野上さんの想像していることは何もないから…」
と航さんが否定した。

「あ・・・」
野上さんも驚きで声が出ないよう。

「じゃ私は車で待機しています」

「分かった…」

「場所はT2エリアです。社長」
野上さんは私達を気遣い、出てしまった。

「悪いコトしましたね…」

「・・・いいじゃないか…また後で葉月とはキスしたいし」

「わ、航さん!?」

「君の迎えは上沼さんを呼んであるから…安心して」



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