SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
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彼が先に私は後からシャワーを浴びた。
私がシャワーから戻るとテーブルにはモーニングセットが二人分準備されていた。
厚切りのトーストにキャベツと紫キャベツの千切りサラダ、目玉焼きのベーコン添え、温かいコーヒーが湯気を立てていた。
「さっき、父さんから電話が来て…今日のコンペは俺一人の参加になった」
「そうなんですか?」
「父さんのゴルフ嫌いは今に始まったコトじゃないけど…」
航さんは苦い笑みを浮かべて椅子に座った。
「君も座れっ。葉月」
「あ、はい」
二人で合掌してモーニングセットを食べた。