SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
社長は会議に行って不在、一人で留守を預かる私は盛大な溜息を吐いた。

航さんって本当に極端な人。
私の仕事が捗っていないと言うコトは彼の仕事だって捗っていない。

互いの存在を意識し合って、仕事が疎かになるのは大問題。

秘書は社長の仕事のサポート役。
今までは、恋愛感情ナシで、仕事のパートナーに徹していたから、上手くいっていた。
恋人同士となった今は・・・

私は彼の仕事の邪魔でしかない。やっぱり、私は秘書を退職した方がいい。
でも、ずっと彼のそばに居たい。

私も航さんと同じで結婚したい。
< 78 / 160 >

この作品をシェア

pagetop