私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~

 修が私の頬をそっと撫でる。

「じゃ、もうやめとくか?」

 ちがうの。やめたくなんてない。

「もっとする」

 もっと、もっと……ずっと。
―――こうしていたいって思ってるんだ。

 私は今度は自分から口付け、
 修の背中に腕を回し、その背をもう絶対に離さないというようにぎゅうっと掴んでいた。
< 100 / 388 >

この作品をシェア

pagetop