黒歴史な天才外科医と結婚なんて困ります!なのに、拒否権ナシで溺愛不可避!?

 カレーを食べ終わって片付け終わった時、修がこちらを真剣な顔で見ていた。
 私の胸はドキリと鳴る。

(もしかして、もしかして……いよいよ告白されたりする?)

 そんなことを思っていると、修は意外な一言を放った。

「……もう気軽に来るな」
「ど、どうしてよ。うちの両親も修にぃがこっちにいるから安心してるのに」

 私が言い終わるより前、修が私の前まで歩いてくる。
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