黒歴史な天才外科医と結婚なんて困ります!なのに、拒否権ナシで溺愛不可避!?

 修は私の目の前でにやりと笑った。
 その悪い男の顔に、私の身体はびくりと震える。

(なに、まさかこんなところで変なことする気じゃないでしょうね……!)

 身体が勝手にガクガクと震え続ける。
 まさか、まさか修でもこんなところで変なことするはずない。

 そうは思うのに、身体の震えは止まることはなかった。
< 72 / 388 >

この作品をシェア

pagetop